神奈川連盟理事長杯 横浜青葉マイナー


2006年4月16日(日) 神奈川連盟理事長杯 第2回戦 横須賀中央リトル球場
チーム名
瀬谷
横浜青葉

初回、先頭バッターをエラーで出塁させ、二番打者のサードゴロで一死二塁と立ち上がりからピンチを迎える。三番打者にきれいにセンター前へ運ばれ先制点を許すが、続く四番打者をサードゴロ、五番打者をライトフライに打ち取り、一失点で切り抜ける。一回裏、ランナーを出すが後が続かず、わずか8球で攻撃終了。
二回表、六番からの下位打線だったが、先頭打者にライト前ヒット、七番打者にはライトへタイムリースリーベースを浴びて追加点を許し、無死三塁のピンチが続く。しかしここで踏ん張り、二者連続三振と一番打者をセカンドゴロで打ち取り、最小失点で抑えて味方の反撃を待つが、二回裏は内野ゴロで無失点。
嫌なムードのまま三回表の攻撃は二番打者から、相手にとっては好打順となるが、リズム良く三者凡退とする。ここで打って勢いを付けたいと思ったところ、先発投手の荒井選手がライト前ヒットで出塁、相手のエラーもあり、無死一二塁のチャンス。ショートゴロで一死一二塁と変わるも、三番、四番にタイムリーが出て逆転に成功。さらにタイムリーエラーで4点目を奪う。
逆転に成功した後の四回表をきっちり抑えて流れを引き寄せたいのだが、先頭の五番打者を四球で歩かせてしまうとセンター前ヒットと四球で無死満塁と逆にピンチを迎えてしまう。さらにライトへのタイムリーを浴び、一点差に詰め寄られるが、踏ん張って後続を打ち取ってリードを保つ。するとようやく四回裏に打線がつながり、宅島選手がタイムリーツーベースで追加点をあげ、四球をはさんで四番近藤選手に二試合連続となるスリーランHRが飛び出し、この回5点を奪って主導権を握る。
このまま波にのって逃げ切れるかと思ったが、五回表に6連続ヒットを浴び、打者一巡で再び4点を奪われ、荒れた試合展開になってしまう。五回裏の攻撃は三者凡退で追加点を奪えず、重苦しい雰囲気のまま最終回を迎える。
先頭打者をセンター前ヒットで出塁させ、一瞬ひやりとしたが、何とか後続を断ち切り、逃げ切って勝利。

   バッテリー : 荒井 − 西川(横浜青葉)
   バッテリー : 小篠 − 守(瀬谷)
   本塁打   :近藤(横浜青葉)
   三塁打   :古田(瀬谷)
   二塁打   :宅島・近藤(横浜青葉)、五十嵐・薮田(瀬谷)

投手自らこの日初めて外野へ飛ぶヒットを放ち、打線に火を付ける 三回裏に反撃開始のタイムリーを放つ辻中選手
投手自らこの日初めて外野へ飛ぶヒットを放ち、打線に火を付ける 三回裏に反撃開始のタイムリーを放つ辻中選手
タイムリーツーベースを放ち、二塁ベース上でガッツポーズする宅島選手 二試合連続となるアーチ(スリーランHR)で試合を決める四番近藤選手
タイムリーツーベースを放ち、二塁ベース上でガッツポーズする宅島選手 二試合連続となるアーチ(スリーランHR)で試合を決める四番近藤選手

写真:中山